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2012/06/16

木曽檜(きそひのき)
樹齢150年を超える時を経て、日本三大美林の一つである、長野県木曽地方から産出される檜は、尾州檜とも呼ばれている。材は黄味を帯びた淡桃色で、心を癒す香りがあり、檜の中でも最高とされる。現在では、大径木はほとんど伐採され、入手困難な木となっている。よりおか神殿の主要材として使用。

魚梁瀬杉(やなせすぎ)
高知県馬路村魚梁瀬で産出される、日本三大美林の一つとして忘れてはならないのが、魚梁瀬杉である。土佐杉ともいわれるその歴史は古く、江戸時代から朝廷奉納や幕府献上用などに使われ、京都の佛光寺大仏殿建立、二条城・江戸城建築などに御用木として使われた。淡紅色で樹脂分が多く、独特の香りがあり、高級銘木に不可欠とされる、太くて節のない木材が得られる、といった特徴がある。

屋久杉(やくすぎ)
鹿児島県・屋久島に生息する、神の降り立つ木といわれる杉。薩摩杉ともいわれる。樹齢千年以上のものを屋久杉、その他は小杉と呼ばれている。現在、世界文化遺産に登録されたため、1993年以来伐採することが不可能になってしまった。緻密な美しい木目、特有の香り、樹脂分を多く含み、耐久性もある。よりおか屋久杉シリーズでは、この屋久杉を総ムクで使用している。

神代杉(じんだいすぎ)
神代の昔から眠りつづけているという意味で、天変地異により、偶然出来た貴重な環境により、千年単位で生きたまま腐らず埋まってしまった木といわれる。主に秋田、山形、伊豆半島などで採掘され、高級日本建築の装飾や、工芸品の製作に用いる。のみを打った瞬間の木目は白いが、数十秒の間に空気と光に触れ、みるみるうちに黒くなる。生命の息吹を感じさせる、神秘的な木である。よりおか神殿・神代龍の屋根に使用しているのは、黒神代と呼ばれる、まれに見る逸品である。